2020年11月2日月曜日

精神障害という言葉の不慣れ

「足が折れていれば、その間は身体障碍者」
「心を病んで治療していれば、その間は精神障害者」

そういう定義に自分が慣れていないだけって話


※障害者という表現を使っています
   参考にしているのが「独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構」であるため、そちらの表記に準拠しています。


子供のころは親がよく「ノイローゼ」という言葉を使っていた記憶
「○○さんがノイローゼ気味で…」みたいな感じ
でも、身近な人でそうなった人はおらず、自分にとってはファンタジーな存在だった


いざ29になったところで自分がうつ病になるまでは


29休職→復職を経て31で再度休職をしている
産業医から復職の条件に「リワークプログラムを受けてこい」というものがある
単純に休んでから復帰、では再発したので、再々発を防止するために手を打ちましょう、ということ

まあ、妥当だと思った

んで、そのリワーク先を会社から紹介された
病院・クリニックではなく、公共の機関がやっているプログラムのほうがスケジュールや内容がしっかりしている(ゆるくない)とのことで紹介された先は

「独立行政法人 高齢・障害・求職者支援機構」の「地域障害者職業センター」

俺は障害者なのかと、ちょっと衝撃を受けた


メディアで紹介されるいわゆる障害者という人たちは、重度な障害を持っている方が多く、見た目や言動で障害を持っていることが一発でわかるような人たちばかり
だから、自分のように「気分が落ちこんで会社に行けなくなった」人間は「病人」ではあれど「障害者」という認識はなかった

まあ、改めて考えてみれば冒頭に書いた通り

「足が折れていれば、その間は身体障碍者」
「心を病んで治療していれば、その間は精神障害者」

なのかなって思った

言葉の定義だけなんだろうって
正直、眼鏡がないと生活ができない時点でそれは立派な「身体障害者」なのかもしれない。

ただ、普段はそういう言い方をしないんだよね
「うつ病」であっても「障害者」とは言わない
自分の中の定義では身体障害も精神障害も「不可逆な障害」であると定義していた気がする
違和感の正体はこれなんだろうか?

障害という言葉の印象が結構重めなので、それが受け入れられないだけなんだろうか


まあ、なんにせよリワークの手続きが始まったので、復職を目指して行動をしていこう

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