一通り目を通したレベルです。
なんで買ったのか
思い起こせば、鬱で休職中になにか自分のできることを広げたいという一心からでした。
買ったのは6月か7月頃、実際に読み始めたのは7月の半ば。
本腰入れてサンプルコードをいじっていたのはここしばらくでした。
本書に求めていたもの
いわゆる機械学習、ディープラーニングとはなんぞや?という理論を知りたかったんだと思います。それを理解することで、専門家とは行かなくとも社内でディープラーニングは語れる存在になりたかったんだと思います。
本を選んだ基準自体は、とにかくサンプルで動かせるコードの載っている本が欲しかっただけなので、上記のような目的は潜在的な意識の中にある「技術書とはこうあるべき」という先入観だったと思っています。
それは達成されたのか
前半については否でした。
一章で概要を掴むことはできましたが、その後は詳細な理論ではなく、実践的な関数の使い方とサンプルコードでした。
ですが、後半についてはとても有益だったと感じています。
少なくとも、なにか一冊の技術書を自分でじっくり読んで、消化するという経験を恥ずかしながらこれまでしてこなかったので、とても良い経験になりました。
本書は「Pythonを用いて機械学習を実践する入門書」でした。ですので、方法論、実際のソースコードが中心なのは当然のことでした。
最終章の実践については、私もなにかテーマを決めて実践するのにちょうどいいサンプルだと考えています。
人に薦められる?
Pythonでとにかくなにか機械学習をしてみたい、という方、Pythonを触ってみたい、という方にはちょうどいいかもしれません。私自身がそれくらいの立ち位置でしたが、理解しながら読むことができました。
ただし、すくなくとも、プログラミングをある程度理解している人でないと厳しいとは思います。
サンプルコードを理解するための基礎知識はある程度必要です。また、当然ですが数学の基礎知識はないとわけがわからないと思います。
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